水回りのリフォームはどのように進める？ポイントや注意点をご紹介

不動産において注目したいポイントの1つが水回りです。
水回りがきれいだと物件全体の印象もアップするため、部分的にリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産売却前や物件購入後の水回りのリフォームについてご紹介します。
水回りのリフォームをおこなう際の注意点もあわせてお伝えしますので、三条市・燕市・加茂市・新潟市・長岡市で不動産売買を検討中の方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。

不動産売却前に水回りのリフォームは必要？

不動産売却の際は、少しでも高く売るために、物件をきれいにしようとリフォームを検討する方が多いものです。
とくに水回りは損耗しやすいため、売却の際にそのままでも大丈夫なのか、気になるかもしれません。
しかし、不動産売却前の水回りのリフォームは基本的には不要です。
なぜなら、中古物件の買主は新築より安価で購入し、自分でリフォームすることを前提にしているためです。
中古市場では価格を重視している買主がほとんどなので、販売価格の設定を重視することをおすすめします。

不動産売却前にリフォームをおこなうリスクとは？

不動産売却前にリフォームをおこなうと、次のようなリスクが考えられます。
不動産売却前にまとまった費用が必要
水回りのリフォームには、まとまった費用がかかります。
売却価格に上乗せして回収したいところですが、そうすると近隣の相場より高くなってしまい、売れにくくなる可能性があります。
ましてやリフォーム代金を全額回収するのは困難なため、出費が増えることになりかねません。
内容によっては売れにくくなる
たとえば水回りのなかでも代表的なキッチンをリフォームしたとします。
見栄えは良くなりますが、リフォーム内容が買主の好みではなかった場合、契約まで至らないかもしれません。
リフォームに手間や時間がかかる
不動産売却前のリフォームでは、住みながら作業を進めることが多いでしょう。
そのため、手間や時間がかかってしまいます。
とくに売却を急いでいる場合は、慎重に検討したいところです。

水回りのリフォームが必要な場合もある

基本的には不要な不動産売却前の水回りのリフォームですが、次のような場合には検討したほうが良いかもしれません。
水回りの設備が壊れている
買主側でリフォームすることが前提だとしても、給湯器などの主要な設備が壊れていると、売れにくくなってしまいます。
見た目の印象があまりにも良くない
シンクや洗面台の水垢やカビが目立つなど、見た目の印象があまりにも良くない場合もリフォームが必要な場合があります。
リフォームの要否は物件によって異なり、個人で判断するのは難しいと思いますので、ぜひ専門知識の豊富なハウスドゥ！三条店までご相談ください。

水回りのリフォームの価格相場は？

不動産売却前に水回りのリフォームが必要になった場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
場所別の価格相場は次のとおりです。

• キッチン･･･50万円から150万円
• 洗面所･･･20万円から50万円
• トイレ･･･10万円から50万円
• 浴室･･･50万円から150万円

このようにリフォームにはまとまった費用が必要ですが、全額回収するのは難しいため、ポイントを絞って100万円以内に抑えましょう。
販促効果を上げるためには、1箇所を数万円でおこなってもらえるクリーニングを活用するのもおすすめです。

物件購入後に水回りをリフォームする際のポイントは？

続いて、物件購入後に水回りをリフォームする際のポイントについてご紹介します。
中古物件は新築とは異なり、水回りがすでに劣化しているケースが多いため、リフォームが必要です。
一般的に、水回りの耐用年数は10年から20年と言われています。
それでは、下記で4つのポイントを見ていきましょう。
物件の構造をチェックする
物件の構造によっては耐震性などに影響するリスクがあり、リフォームの際に柱や壁、給排水管などが動かせない場合もあります。
そのため、希望に合わせたリフォームが難しいケースもあることを覚えておきましょう。
物件購入後の劣化状態に合わせてリフォームする
物件購入後の水回りを快適に使用するためには、築年数に合わせてリフォーム内容を考えることが大切です。
築年数に合わせたリフォーム内容の目安は、次のとおりです。

• 築10年の物件･･･劣化が進んでいる一部の設備を交換
• 築20年の物件･･･水回りのすべての設備とクロスを交換
• 築30年の物件･･･給排水管も含めて全体的にリフォーム

リフォームの予算を前もって考えておく
リフォームには思った以上に費用がかかるため、本体費用とあわせて予算に組み込んでおくこともポイントです。
予算の関係で物件購入後に希望のリフォームができなかったということにならないようしっかりと計画しておきましょう。
マンションの場合は規約のチェックが必要
マンションの場合は、規約にのっとってリフォームしなければなりません。
施工の際はマンション組合の許可も必要ですので、物件購入後にトラブルに発展しないよう事前に相談しておきましょう。
このように物件購入後のリフォームでは、水回りの状態を細かくチェックすることがポイントです。
ただし、予算を決めておかなければ、出費がかさむ可能性が高くなります。
家族で相談して優先順位を決め、予算を守れるようにしましょう。
また、リフォームローンよりも住宅ローンのほうが金利が安いため、初めから本体購入費とセットで考えておくことも出費を抑えるコツです。
自治体の助成金や補助金も事前に調べて活用できると良いですね。

水回りのリフォームをおこなう際の注意点

最後に、水回りのリフォームをおこなう際の注意点についてご紹介します。
不動産売却前と物件購入後に分けて見ていきましょう。

不動産売却前の水回りのリフォームの注意点

注意点①リフォームは売却時期を考えておこなう
不動産を売却しやすい時期は、異動の多い4月以前の1月から3月頃です。
売り時を逃さないためにも、不動産売却前のリフォームはこの時期に重ならないよう注意しましょう。
注意点②採用設備は顧客ニーズも考慮する
不動産売却前にリフォームする場合は、顧客ニーズも考慮して設備などを採用したほうが良いでしょう。
どのような設備が人気なのか、地域柄をよく知る不動産会社に相談するのがおすすめです。
ハウスドゥ！三条店は三条市・燕市・加茂市・新潟市・長岡市エリアを得意としております。

物件購入後の水回りのリフォームの注意点

注意点①実物の設備もチェックする
水回りのリフォームで採用する設備は、カタログだけでなく実際にショールームなどに足を運んでチェックしましょう。
サイズや使い勝手などがイメージしやすくなります。
注意点②動線に配慮したリフォームを心がける
図面と照らし合わせながら、動線に配慮してリフォームすると、生活しやすくなります。
設備本体だけでなく、施工後の使用感まで考えておくと安心です。
注意点③予算を立てるときはプロの意見も聞いてみる
先ほどお伝えしたように、リフォーム費用は本体の購入費とあわせて考えることが大切です。
しかし、個人で資金計画を考えるのは難しいので、不動産会社の意見を参考にしましょう。
このような場合も不動産の専門家であるハウスドゥ！三条店までぜひご相談ください。

まとめ

今回は、不動産売却前や物件購入後の水回りのリフォームについて、注意点をあわせてご紹介しました。
水回りのリフォームは、要不要の判断も含めてポイントを押さえておこなうことが大切です。
ハウスドゥ！三条店では、お客様のご要望に沿った親身な対応を心がけております。
三条市・燕市・加茂市・新潟市・長岡市で不動産売買を検討中の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。